1. K's今日の1曲
  2. Alternative Rock
  3. Rescued / Foo Fighters (But Here We Are 収録)

 Foo Fightersフー・ファイターズ)、通算11枚目のアルバム『But Here We Are』の1曲目を飾る曲"Rescued"・

・Foo Fighters - Rescued (Lyric Video)


・Foo Fighters - Rescued (Glastonbury 2023)
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2023年12月09日(土)
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  3. Waiting on a War / Foo Fighters (Medicine at Midnight 収録)

 Foo Fightersフー・ファイターズ)、10作目のアルバム『Medicine at Midnight』(2021年2月5日リリース。全米3位・全英1位)からのリード曲"Waiting on a War"。アルバムに先駆けてデイヴ・グロールの52歳の誕生日である1月14日に公開されていました。

・Foo Fighters - Waiting On A War (Official Video)


 アコースティックな前半から徐々に激しさ、スピード感、スケール感を増して行くロックソング。これぞフーファイターズとも言えるサウンド、ライブでも必ずアンセムとして鳴らされるべき曲ですね。

・Foo Fighters - Waiting On A War (From The Tonight Show Starring Jimmy Fallon)


 音はともかく、やはり気になるのはタイトル「Waiting on a War」=「戦争を待っている」。なんか物騒なタイトルですが、これはデイヴの娘に「Daddy, is there going to be a war?」(おとうさん、戦争になるの?)と聞かれた時に、冷戦時代に少年時代を過ごしたデイヴの当時の記憶と重なったことから書かれた曲なんだとか。日本にいてももはや他人事ではないけど、アメリカで生きていると「戦争」という言葉はより現実味があるんだろうな。 世界ではよりもっと戦争が身近(現在進行形)の国もあるけど、やっぱりアメリカというのはそのどれにも関わっているというか、なんというか。とにかくそんな世界の状況に音楽の力で立ち向かおうとするデイヴの思いがあってそこも熱くさせる。この曲を大きな会場で大合唱できる日が来ることを願うばかり。


Foo Fighters -『Medicine at Midnight』収録曲リスト
1. "Making a Fire"
2. "Shame Shame"
3. "Cloudspotter"
4. "Waiting on a War"
5. "Medicine at Midnight"
6. "No Son of Mine"
7. "Holding Poison"
8. "Chasing Birds"
9. "Love Dies Young"
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2021年03月07日(日)
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  3. Making a Fire / Foo Fighters (Medicine at Midnight 収録)

 Foo Fightersフー・ファイターズ)、2021年2月5日リリースの記念すべき10作目のアルバム『Medicine at Midnight』(全米3位・全英1位)の1曲目を飾る曲"Making a Fire"。

・Foo Fighters - Making A Fire (Visualizer)


 ファンキーでダンサブル、フー・ファイターズを語る上であまり出てこない表現がすぐに思いつく曲。「ナーナー、ナナナナーナー」というゴスペル調の女性コーラスが印象的な上、そこにフーファイならではのビッグなコーラスが乗るところがかっこいい。シングルとしてリリースしていないのに、UKなどのシングルチャートに入ってしまうくらいキャッチーですね。ちなみにコーラス隊にはデイヴの娘であるヴァイオレット・グロールも参加しています。

 昨年、アルバムがリリースされる前に新作の方向性がわからない段階で、一番最初に公開されたシングル"Shame Shame"を聴いた時は、これまでの彼らのサウンドから逸脱していて正直ちょっと戸惑ったけど、この"Making a Fire"から聴き進めるとアルバムの中では違和感ないですね。

・Foo Fighters - Shame Shame (Official Video)


 今アルバムのレコーディングは2020年の初頭に完了していたのが、折からのコロナウイルスのパンデミックの中、リリースは延期。まだその渦中ではあるけど、そんな中で「暗闇で火を起こせ!」と焚きつけるような歌詞とサウンドは、まさに今聴かれるべき曲って感じですね。本来であれば昨年行われるはずだった、バンドの25周年記念ツアー全米ツアー。きっとこの曲がライブでもオープニングを飾って大パーティー状態になっていたんじゃないかと考えると悔しいですが、また日本にもくる日を期待してアルバムを聴きまくりたいと思います。このアルバムがそれこそ「コロナ禍の特効薬」のようになるといいね。

・Foo Fighters - Making A Fire (Live)



Foo Fighters -『Medicine at Midnight』収録曲リスト
1. "Making a Fire"
2. "Shame Shame"
3. "Cloudspotter"
4. "Waiting on a War"
5. "Medicine at Midnight"
6. "No Son of Mine"
7. "Holding Poison"
8. "Chasing Birds"
9. "Love Dies Young"
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2021年03月06日(土)
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  3. You Get What You Give / New Radicals (Maybe You’ve Been Brainwashed Too 収録)

 Gregg Alexander(グレッグ・アレキサンダー)率いるNew Radicalsニュー・ラディカルズ)の1998年リリースのヒット曲"You Get What You Give"(全米36位・全英5位)。

・New Radicals - You Get What You Give (Official Music Video)


 2021年1月20日に行われたアメリカの新大統領ジョー・バイデンの就任式にて22年ぶり、一夜限りの再結成を果たし、この曲を披露しました。この曲はカマラ・ハリス副大統領の夫が好きな曲であり、バイデン大統領の息子で、癌との闘病の末に亡くなったボー・バイデンが朝食中によく流していた曲なんだそうです。

・WATCH: New Radicals perform ‘You Get What You Give’ in Biden's virtual inaugural parade


 98年当時、MTVを貪るように見ていたあの頃、この曲がめちゃくちゃ流れてたのを思い出します。やっぱりいい曲です。デビューアルバム『Maybe You’ve Been Brainwashed Too』(1998年10月20日リリース。全米41位・全英10位)のみを残して1999年半ばに解散。その後の活動はいうと、グレッグは他のアーティストへの楽曲提供やプロデュース業などで活躍。バンドのもう一人の常設メンバーだったDanielle Briseboisと2人で映画『はじまりのうた』(原題: Begin Again)の楽曲"Lost Stars"でアカデミー賞のBest Original Songにノミネートされたりするなどありましたが、最近はあまり名前を聞かなくなっていたので、元気な姿が見れてよかった。これを機にまた活動したらいいのに。

 ちなみに歌詞の最後の方でdust brothersやベック、Hanson、コートニー・ラブとかマリリン・マンソンを名指しして「みんなフェイクだ」って言ってるのが若気のいたりって感じで面白い。マリリン・マンソンは「ケツを蹴り飛ばしてやるって言われたことよりも、コートニー・ラブと同じ並びにされるのが気に食わない。彼(アレクサンダー)に会ったら頭をかち割ってやる」と冗談ぽく反応したり、ベックは彼とばったりスーパーで出会って謝罪されたと話していたり、なんて後日談があります。

 まぁいわゆる一発屋ですが、Pitchforkで106位、Rolling Stoneでは37位と90年代のベストソングに選ばれたりしているので、時代に刻まれた曲ですね。

One dance left, This world is gonna pull through
(ダンスひとつで 世界は困難を克服することができるかもしれない)
Don't give up, You've got a reason to live
(諦めてはダメだ、君には生きる理由がある)
Can't forget, We only get what we give
(忘れないで、得られるのは与えた分だけってこと)

 むしろこの歌詞は今だからこそ聴かれる曲かもしれないですね。


New Radicals -『Maybe You’ve Been Brainwashed Too』収録曲リスト
1. "Mother We Just Can't Get Enough"
2. "You Get What You Give"
3. "I Hope I Didn't Just Give Away the Ending"
4. "I Don't Wanna Die Anymore"
5. "Jehovah Made This Whole Joint for You"
6. "Someday We'll Know"
7. "Maybe You've Been Brainwashed Too"
8. "In Need of a Miracle"
9. "Gotta Stay High"
10. "Technicolor Lover"
11. "Flowers"
12. "Crying Like a Church on Monday"
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2021年01月21日(木)
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  3. Unfuck The World / Prophets Of Rage (Prophets Of Rage 収録)

 「レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン」 + 「パブリック・エナミー」 + 「サイプレス・ヒル」。この3つのバンド/グループのメンバーが集まったバンドを「スーパーバンド」と言わずしてなんと言おうという感じの強者どもが集まったバンド、Prophets Of Rageプロフェッツ・オブ・レイジ)が1stアルバム『Prophets Of Rage』(全英6位)をリリース。アルバムのプロデューサーにはレイジの『Evil Empire』や『The Battle Of Los Angeles』を手掛けたブレンダン・オブライエン、アルバムのアートワークはストリート・アーティストのシェパード・フェアリーが手掛けています。

 "Unfuck The World"はアルバムからのリード曲。

・Prophets of Rage - Unfuck The World (Music Video)


 曲を聴いてもらったところでまずはメンバー紹介。

■Prophets Of Rage member
・ex.Rage Against The Machine / Audioslave
Tom Morello(トム・モレロ) – guitar
Tim Commerford(ティム・コマーフォード) – bass guitar, backing vocals
Brad Wilk(ブラッド・ウィルク) – drums
・Public Enemy
DJ Lord(DJロード) – turntables, backing vocals
Chuck D(チャックD) – vocals
・Cypress Hill
B-Real(B-リアル) – vocals

 いやぁ、錚々たるメンツ。そしてこのメンツから期待される音と言葉の洪水。「No Hatred」「Fuck Racists」と歌詞を全て理解できないようなアジアの東の果てに住むアラフォーオッサンにもわかるような単純明快なフレーズ。Michael Moore(マイケル・ムーア)を監督に迎え、レイジの"Sleep Now In The Fire"の名ビデオでの共闘を思い起こさせるミュージックビデオもドナルド・トランプ米大統領の映像がふんだんに使われていて「期待通り」の仕上がり。ビデオの最後に表示される"The world is not going to change itself. That's up to you."(世界を変えるのはオマエだ!)というメッセージも素敵。

 しかし、この「期待通り」って言葉が曲者で、「期待以上」ではないところが惜しい。ベタな言い方だと1+1+1が3にしかなっていないって感じでしょうか。そして、「めっちゃかっこいい」と思う私がいる反面、正直言うと「うーん、ダサいかも」と思う私もいる。もっとぶっちゃけると「ザック、お前はどこで何やってんだ!」と。チャックDとB−リアルというレジェンド2人が(後、故人となってしまったクリス・コーネルも)悪いはずはないんだけどね。アルバム収録曲の"Living on the 110"とか"Strength in Numbers"を聴くとどうしてもZack de la Rochaの声を求めてしまうのは仕方ないですね。まぁ今の時代にザックが戻ってきたらどんな音になって、どんなメッセージを発するんだろうって期待もありますが、前回レイジが再結成した時に新しい音が出てこなかったのを考えると、それができないから復帰もしないだろうなぁって気もします。

 と、なんだか話が「このバンド、イマイチ」的な方向に向かってると思われそうで修正しますが、「期待を裏切らないかっこいいアルバム」であるのは間違いないです。後、継続的にこのバンドが続くとすれば"Take Me Higher"のようなちょっと毛色の違う曲が増えていっても面白いかも。逆に一時的なバンドなら今の路線で正解なのかも。


Prophets Of Rage -『Prophets Of Rage』収録曲リスト
1. "Radical Eyes"
2. "Unfuck the World"
3. "Legalize Me"
4. "Living on the 110"
5. "The Counteroffensive"
6. "Hail to the Chief"
7. "Take Me Higher"
8. "Strength in Numbers"
9. "Fired a Shot"
10. "Who Owns Who"
11. "Hands Up"
12. "Smashit"
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2017年09月24日(日)
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  3. サウンドガーデンのボーカリスト、クリス・コーネル死去。 Black Hole Sun / Soundgarden (Superunknown 収録)

 2017年5月17日、ロック界を代表するボーカリスト、Chris Cornellクリス・コーネル)が亡くなりました。52歳。亡くなった当日もステージに立っていたと言うことでまさに予期しない悲劇と言えますが現在わかっている情報としては「自殺である」とのことです。

 Rage Against The Machineのメンバーと組んだAudioslave(オーディオスレイヴ)やソロ(個人的には結構好きでした)での活動もありますが、やはりなんと言ってもクリス・コーネルと言えばSoundgardenサウンドガーデン)ですね。追悼の意を込めてサウンドガーデンの代表曲"Black Hole Sun"を紹介します。

・Soundgarden - Black Hole Sun


 クリスと同世代だとNirvanaのカート・コバーンは言わずもがな、最近ではStone Temple Pilotsのスコット・ウェイランドがドラッグなどが原因で2015年に亡くなっていますが、彼らの場合は想像できなくないですが、さすがにクリスは驚きでした。どんな理由があったのかはわかりませんが、本当に惜しい人がいなくなってしまいました。ご冥福をお祈りします。

※本記事は後で「Black Hole Sun / Soundgarden (Superunknown 収録)」としてリライト予定です。


Soundgarden -『Superunknown』収録曲リスト
1. "Let Me Drown"
2. "My Wave"
3. "Fell on Black Days"
4. "Mailman"
5. "Superunknown"
6. "Head Down"
7. "Black Hole Sun"
8. "Spoonman"
9. "Limo Wreck"
10. "The Day I Tried to Live"
11. "Kickstand"
12. "Fresh Tendrils"
13. "4th of July"
14. "Half"
15. "Like Suicide"
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2017年05月19日(金)
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  3. Sunrise (Eyes Of The Young) / The Flaming Lips (Oczy Mlody 収録)

 The Flaming Lipsザ・フレーミング・リップス)が14枚目のオリジナルアルバム『Oczy Mlody』(UK38位・US62位)をフロントマンであるWayne Coyne(ウェイン・コイン)の56歳の誕生日である2017年1月13日にリリースしました。プロデュースはおなじみのデイヴ・フリッドマン。"Sunrise (Eyes Of The Young)"はアルバム収録曲。

・The Flaming Lips - Sunrise (Eyes Of The Young) [Official Music Video]


 リズムマシンのようなシンプルなビートと鍵盤に乗せて歌われるウェインの優しげな声で歌われる切ないナンバー。全編を覆うシンセの音がサイケですね。ちなみにアルバムタイトル「Oczy Mlody」(オッツィ・ムロディと読む)はポーランド語で、英語にするとこの曲のタイトルにも使われている「Eyes Of The Young」という意味らしいです。そして、アルバムには"Oczy Mlody"という曲も入ってます。

 本アルバムはウェイン曰く「シド・バレットがA$APロッキーに出会って、二人そろって未来のおとぎ話に囚われてしまったサウンド」とのこと。シド・バレットは言わずもがなのサイケデリック色の強かった初期ピンク・フロイドを象徴する天才/狂人でリップス好きで知らない人はいないと思いますが、A$AP ROCKYはひょっとしたら知らない人がいるかもしれないので、私の好きなこの曲の動画を貼っておきます。

・A$AP ROCKY - F**kin' Problems ft. Drake, 2 Chainz, Kendrick Lamar


 この2アーティストの他にも近作よりも歌モノが増えたのは、アルバム『Miley Cyrus and Her Dead Petz』でも共演したポップシンガーのマイリー・サイラスからの影響もあるかも。マイリーは本作のラスト曲"We a Famly"にも参加しているので、そちらも注目!


The Flaming Lips -『Oczy Mlody』収録曲リスト
1. "Oczy Mlody"
2. "How??"
3. "There Should Be Unicorns" (featuring Reggie Watts)
4. "Sunrise (Eyes of the Young)"
5. "Nigdy Nie (Never No)"
6. "Galaxy I Sink"
7. "One Night While Hunting for Faeries and Witches and Wizards to Kill"
8. "Do Glowy"
9. "Listening to the Frogs With Demon Eyes"
10. "The Castle"
11. "Almost Home (Blisko Domu)"
12. "We a Famly" (featuring Miley Cyrus)
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2017年03月03日(金)
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  3. Stolen From Me / Gone Is Gone (Gone Is Gone 収録)

 Queens of the Stone Ageクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ)、At the Drive-Inアット・ザ・ドライヴイン)、Mastodonマストドン)。それぞれバンド名を聞くだけで血湧き肉躍る面々ですが、そんなバンドのメンバーが集結したスーパーバンド、Gone Is Goneゴーン・イズ・ゴーン)が新曲"Stolen Is Mine"を公開しました。2016年7月に予定されているセルフタイトルEP『Gone Is Gone』収録。

・Gone Is Gone - Stolen From Me (Official Music Video)


 メンバー構成は以下。

・Gone Is Gone member
Vocals/bass : Troy Sanders (Mastodon)
Guitars : Troy Van Leeuwen (Queens Of The Stone Age)
Guitars/keyboards : Mike Zarin
Drums : Tony Hajjar (At The Drive-In/Sparta)

 スーパーバンドと息巻いてみましたが、マストドンのトロイ以外は各バンドの主要メンバーというわけではないので、なかなか渋いメンツだと思います。マイクのことはよく知らなかったんですが、調べると、ロスに拠点を置くSencit Musicという音楽制作会社の設立者で、自身も様々な楽器をこなすマルチインストゥルメンタリストだそうです。この曲でもキーボードにギター、そしてシャウトと、何気にこのバンドのキーマンはこの人かもしれない。これを書いている時点では、まだ冒頭3曲しか公開されていませんが、全貌が楽しみ♪


Gone Is Gone -『Gone Is Gone』収録曲リスト
1. Violescent
2. Starlight
3. Stolen From Me
4. Character
5. One Divided
6. Praying from the Danger
7. Recede and Enter
8. This Chapter
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2016年06月18日(土)
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  3. Dark Necessities / Red Hot Chili Peppers (The Getaway 収録)

 Red Hot Chili Peppersレッド・ホット・チリ・ペッパーズ)が2016年6月17日にリリースされるアルバム『The Getaway』から新曲"Dark Necessities"を公開しました。

・Red Hot Chili Peppers - Dark Necessities [OFFICIAL VIDEO]


 まず最初に飛び込んでくるベースがあまりにもフリーすぎて笑った(ていうか、"Can't Stop"じゃん?ってツッコミが入りそうですが・・・)。鍵盤の音が結構フィーチャーされているので、それはレッチリとしては新しいかも。

 アルバムはプロデュースはDanger Mouse(デンジャー・マウス)、ミックスはNigel Godrich(ナイジェル・ゴドリッチ)といった豪華なタッグになっていて、聴くのが楽しみですね。7月にはFuji Rock Festival '16へヘッドライナーとして出演が決まっています。今作からの曲もやってくれることでしょう!


Red Hot Chili Peppers -『The Getaway』収録曲リスト
01 The Getaway
02 Dark Necessities
03 We Turn Red
04 The Longest Wave
05 Goodbye Angels
06 Sick Love
07 Go Robot
08 Feasting on the Flowers
09 Detroit
10 This Ticonderoga
11 Encore
12 The Hunter
13 Dreams of a Samurai
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2016年05月06日(金)
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  3. The Community of Hope / PJ Harvey (The Hope Six Demolition Project 収録)

 PJ HarveyPJ ハーヴェイ)の通算9枚目のアルバム『The Hope Six Demolition Project』(全英1位・全米63位)の1曲目を飾る曲"The Community of Hope"。

・PJ Harvey - The Community Of Hope


 先に公開された"The Wheel"に比べ、ミドルテンポの落ち着いた雰囲気の曲。歌詞はアルバムタイトルになっている「HOPE VI」に直接的に言及されています。HOPE VIとは(あまり詳しく知らないので話半分で聞いてほしいですが)アメリカの住宅政策の1つのようです。それについて彼女は"notorious housing projects"(悪名高い住宅計画)と言い切っています。荒廃し、犯罪率の高い地域の公営住宅を取り壊し、新しい住居を作り、様々な所得層の人を参入させる。これによって元々住んでいた貧しい人が行き場を失う。歌詞にワシントンDCの第7区が出てきますが、そこの元区長などから曲へ反論も出ており、どっちの言い分が正しいのかわかりませんが、自らその土地に行ってそこで暮らす人と触れ合い、肌で感じたことを歌にしなければならないというPJハーヴェイの気迫のようなものがアルバム全体を通して感じられます。

 ミュージックビデオは"The Wheel"に続き、彼女と一緒に旅をした映像作家のSeamus Murphy(シェイマス・マーフィー)によるもの。旅の途中で撮りためた映像が使われています。

 アルバムにはJohn ParishやFloodなどお馴染のメンツが参加していますが、個人的には2曲目"The Ministry of Defence"にLinton Kwesi Johnson(リントン・クウェシ・ジョンソン)がゲスト参加しているのがツボです。ダブに乗せて政治的な詩を詠う彼に近年のPJ Harveyは共感するところが大きいのではないでしょうか。

 繰り返しになるけど、実際に行って、見て、感じたことを歌にしなければならないという表現者としてのプライドが感じられる傑作だと個人的には思います。2016年のベストアルバム候補!


PJ Harvey -『The Hope Six Demolition Project』収録曲リスト
1. The Community of Hope
2. The Ministry of Defence
3. A Line in the Sand
4. Chain of Keys
5. River Anacostia
6. Near the Memorials to Vietnam and Lincoln
7. The Orange Monkey
8. Medicinals
9. The Ministry of Social Affairs
10. The Wheel
11. Dollar, Dollar
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(2017.02.02最終更新)
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2016年04月28日(木)