1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2017)
  3. Thurston Moore@新宿MARZ (guest:灰野敬二、吉田達也)

Sonic Youthソニック・ユース)のThurston Mooreサーストン・ムーア)を見に新宿MARZへ行ってきました。

Thurston Moore@新宿MARZ (guest:灰野敬二、吉田達也)

サーストンってソロで来日するんだっけ?と思った方は鋭い。
本来は『THURSTON MOORE + CHARLES HAYWARD』と題され、元This Heatディス・ヒート)のCHARLES HAYWARDチャールズ・ヘイワード)との共演の予定でした。

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理由は招聘元のVinyl Japanの発表を以下に引用。

理由としましては先日、フランスにて行われた"THIS IS NOT THIS HEAT"の公演の際にフランス滞在中に
メンバーが取った食事が原因でバンドメンバーの何名かがノロウィルスに感染してしまい、CHARLES本人も
現在、健康状態が非常に良くない状況です。英国時間の3/19朝、ロンドンから東京へのフライトにて来日予定
で、ぎりぎりまで健康状態の回復を試みましたが、今回、来日は厳しいという結論に達しました。
THURSTON MOOREは予定通り来日いたします。CHARLESたっての希望で、今回の公演のピンチヒッターとして
灰野敬二さん、吉田達也さんが急遽、THURSTONと共演することとなりました。

初日3/22(水)渋谷duo公演は
THURSTON MOORE + 灰野敬二
のデュオ公演

翌3/23(木)新宿MARZ公演は
THURSTON MOORE + 灰野敬二 + 吉田達也
のトリオ公演

としして公演を行いますことを御知らせさせていただきます。
また、急なご案内となってしまったことを御詫びいたします。


ということで、昨日のデュオ公演に続いて、本日は灰野敬二吉田達也とのトリオ編成と相成ったわけです。
あー、チャールズヘイワード観たかったなぁって思いもありますが、ノロは仕方なし。
悪くない代役だし、サーストンをこんな小箱で観れる機会もそうないので行ってきました。
灰野敬二との組み合わせは結構前に見たジム・オルークとの共演を思い出した

というわけで、新宿MARZへ。
チケットを握りしめ階段を降り入り口に向かうと前に並んでいたのがZazen Boysの向井秀徳氏で思わず「昨年末に見たライブが最高でした」と伝え、握手してもらいました!

入るなり良いことがあって、ウキウキしながらライブフロアへ。

時間になり、サーストンが1人で登場。
近い。こんな近くで彼を見る日が来るとは。
そして、でかい!
ギター一本でノイズ(主にフィードバック)を撒き散らす。
アンプにギターのネックを押しあて、音を変えていく。

まずは肩慣らしって感じで20分ほど。
「弦を変えて戻って来る」「ケイジハイノとタツヤヨシダと一緒に」的なことを言って一旦退場。

10分くらいして、3人で登場。
サーストンはソニック・ユースで、灰野敬二もソロで見たことあるけど、何気に吉田達也を生で見るのは初めて。
いやぁなんちゅうかっこよさ。

Thurston Moore@新宿MARZ (guest:灰野敬二、吉田達也)

前述のように即席のバンドなので基本的にインプロで2本のギターで轟音を鳴らす中、ドラムが果たす役割はすごく大きく、ギターだけだと時に冗長になりがちなところを上手く締めていく。

3人になってからは2部構成(1部と2部の間に10分くらい休憩有り)で、それぞれ40分1本勝負という感じでした。
サーストンはギターに専念。
灰野敬二がボーカルをちょっとだけ。
1部は「72人目の神が・・・」とか歌ってて、2部は「やすらぎを〜」とか全く安らがないサウンドに乗せて歌ってた(笑)
といいつつ、永遠に続くようなノイズの中、ライトに照らされるステージを見ていたら、目の前が夢か現かわからなくったのも事実。
あのサーストンが目の前にいるのに、なんか不思議な感じでした。

ライブが終わり、どうやら物販でTシャツを買うとサーストンにサインをもらえるらしく行列ができてたんだけど、ぐっと堪えて外へ。
なんかサインもらったら一気に現実に引き戻されそうで・・・

爆音で耳が完全にやられて、新宿歌舞伎町の雑踏もなんだか静かに感じた帰り道。

後、"THIS IS NOT THIS HEAT"名義でチャールズの再来日を切に願う。

今回はセットリストは無しです。

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映画『ドキュメント灰野敬二』
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2017年03月23日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (2000〜)
  3. ノクチルカの夜 / majiko (CLOUD 7 収録)

 2010年ごろからニコニコ動画やYouTubeなどにまじ娘(「まじこ」と読みます)名義でアップロードしていた動画から人気に火がついたアーティスト・majikoが名前を新たに、メジャーデビューEP『CLOUD 7』を2017年2月15日にリリース。"ノクチルカの夜"の夜はEP収録曲。テレビ東京系「JAPAN COUNTDOWN」2017年2月度オープニングテーマ。

・majiko-ノクチルカの夜 MV(Lyrics,Music and Arranged by majiko)


 タイトルに使われているノクチルカとは夜光虫のこと。「海の底に沈んだ夜光虫みたい」と歌詞にも出てきますね。ピアノを主体とした楽曲で全体的にかなりジャジーな仕上がりなんだけど、急にロックぽくなるところもかっこいい。リズムもかなりジャジーなんだけど、ドラムのクレジットがSyrup16g中畑大樹ってのに驚いた。

 モデルの瀬戸かほ・主演、関山雄太・監督のミュージックビデオは歌詞の「Please rescue me from here」感にぴったり。モノクロで描かれていながら、最後の信号の青と赤だけカラーになっていますね。いくつかのインタビューでこの曲ができたきっかけについて「舞浜の河原でお酒を飲もうと、近くのコンビニに行って帰る途中石、躓き転んでしまい、半べそ状態で赤信号の前で立ち尽くしていた時に「このまま赤信号が変わらなければ良いのに」という感情から産まれました」と語っています。基本的にネガティヴな時にしか曲が作れないんだとか。舞浜なんて例のあの夢の国があるわけで、ポジティブな空気が充満している場所なので、ある意味ネガティヴを増殖するには打ってつけの場所ですね(笑)

 この曲を含め、基本的にmajiko本人が作詞・作曲からアレンジまで一人でこなしています。オルタナティヴロックな色合いの強い収録曲"SILK"は彼女が大きく影響を受けた元AIR、現Laika came back車谷浩司による書き下ろし曲ですが、本EPの世界観に絶妙にはまっています。プロデュースはまじ娘名義でリリースしていた2015年の1stアルバム『Contrast』やシングル『mirror』、2016年の2ndアルバム『Magic』から深く関わっているストレイテナーホリエアツシ(ボカロ曲などのカバーなども入った旧作もどれも必聴です)。彼女自身の才能に加え、布陣も最強ですね。

 ちなみに『CLOUD 7』なのに7曲入りじゃないのか?と思った人、CDだと"Lucifer"の13秒後に7曲目が再生されるそうなので確かめて見てください。アルバムジャケットのイラストなども手掛ける彼女ですが、本作のCDにはそれぞれの曲に合わせたイラストが封入されいるそうなので、そちらもチェックを。

 ライブもかなりヤバイらしいので見てみたい。"昨夜未明"とかすごくカッコ良さそう。


majiko -『CLOUD 7』収録曲リスト
01. prelude
02. SILK
03. ノクチルカの夜
04. 昨夜未明
05. shinigami
06. Lucifer

01 Music,Programming and Arranged by majiko
02 Lyrics,Music and Arranged by Cozy(Laika Came Back)
03〜06 Lyrics,Music and Arranged by majiko
Produced by ホリエアツシ(ストレイテナー)
・Apple Musicで試聴&ダウンロード


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2017年03月22日(水)

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