1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (2000〜)
  3. ノクチルカの夜 / majiko (CLOUD 7 収録)

 2010年ごろからニコニコ動画やYouTubeなどにまじ娘(「まじこ」と読みます)名義でアップロードしていた動画から人気に火がついたアーティスト・majikoが名前を新たに、メジャーデビューEP『CLOUD 7』を2017年2月15日にリリース。"ノクチルカの夜"の夜はEP収録曲。テレビ東京系「JAPAN COUNTDOWN」2017年2月度オープニングテーマ。

・majiko-ノクチルカの夜 MV(Lyrics,Music and Arranged by majiko)


 タイトルに使われているノクチルカとは夜光虫のこと。「海の底に沈んだ夜光虫みたい」と歌詞にも出てきますね。ピアノを主体とした楽曲で全体的にかなりジャジーな仕上がりなんだけど、急にロックぽくなるところもかっこいい。リズムもかなりジャジーなんだけど、ドラムのクレジットがSyrup16g中畑大樹ってのに驚いた。

 モデルの瀬戸かほ・主演、関山雄太・監督のミュージックビデオは歌詞の「Please rescue me from here」感にぴったり。モノクロで描かれていながら、最後の信号の青と赤だけカラーになっていますね。いくつかのインタビューでこの曲ができたきっかけについて「舞浜の河原でお酒を飲もうと、近くのコンビニに行って帰る途中石、躓き転んでしまい、半べそ状態で赤信号の前で立ち尽くしていた時に「このまま赤信号が変わらなければ良いのに」という感情から産まれました」と語っています。基本的にネガティヴな時にしか曲が作れないんだとか。舞浜なんて例のあの夢の国があるわけで、ポジティブな空気が充満している場所なので、ある意味ネガティヴを増殖するには打ってつけの場所ですね(笑)

 この曲を含め、基本的にmajiko本人が作詞・作曲からアレンジまで一人でこなしています。オルタナティヴロックな色合いの強い収録曲"SILK"は彼女が大きく影響を受けた元AIR、現Laika came back車谷浩司による書き下ろし曲ですが、本EPの世界観に絶妙にはまっています。プロデュースはまじ娘名義でリリースしていた2015年の1stアルバム『Contrast』やシングル『mirror』、2016年の2ndアルバム『Magic』から深く関わっているストレイテナーホリエアツシ(ボカロ曲などのカバーなども入った旧作もどれも必聴です)。彼女自身の才能に加え、布陣も最強ですね。

 ちなみに『CLOUD 7』なのに7曲入りじゃないのか?と思った人、CDだと"Lucifer"の13秒後に7曲目が再生されるそうなので確かめて見てください。アルバムジャケットのイラストなども手掛ける彼女ですが、本作のCDにはそれぞれの曲に合わせたイラストが封入されいるそうなので、そちらもチェックを。

 ライブもかなりヤバイらしいので見てみたい。"昨夜未明"とかすごくカッコ良さそう。


majiko -『CLOUD 7』収録曲リスト
01. prelude
02. SILK
03. ノクチルカの夜
04. 昨夜未明
05. shinigami
06. Lucifer

01 Music,Programming and Arranged by majiko
02 Lyrics,Music and Arranged by Cozy(Laika Came Back)
03〜06 Lyrics,Music and Arranged by majiko
Produced by ホリエアツシ(ストレイテナー)
・Apple Musicで試聴&ダウンロード


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2017年03月22日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. American Rock
  3. ロックンロールの創始者・チャック・ベリー逝去。 Johnny B. Goode / Chuck Berry (Chuck Berry Is on Top 収録)

 ロックンロールの創成期を代表する、というか創始者と言っても過言ではないミュージシャンのChuck Berryチャック・ベリー)が2017年3月18日午後1時26分(現地時間)亡くなりました。90歳。

 追悼の意を込めて数ある代表曲の中から"Johnny B. Goode"を紹介。

・Chuck Berry - Johnny B. Goode


 1958年3月31日にチェス・レコードからシングルとしてリリースされたこの曲は、米ビルボードチャートのHOT 100で8位、R&Bチャートでは2位を記録。歌詞はチャック・ベリーの自伝的な内容だと言われています。実際彼の出生地はセントルイスの「2520 Goode Avenue」というところらしく、ギタープレイが「Good」であることとかけているんだとか。

 その他のトリビアとしては、歌詞の「country boy」は元々「colored boy」だったのをラジオでかけてもらうために変えたとか、「Johnny」はバンドのメインピアニストのJohnnie Johnsonにインスパイアされたとか(この曲のレコーディングにはジョニーではなくLafayette Leakeがピアノで参加)色々あります。

 そして、何と言ってもイントロのギターリフ。このイントロを聴けばもうその他の説明は要らないというチャック・ベリー印。これを聞くと彼の映画『ヘイル・ヘイル・ロックンロール』でThe Rolling Stonesのキース・リチャーズが何度も弾き直しさせられてふてくされてたシーンを思い出します(笑)チャック・ベリーの死に際して多くのアーティスト、著名人が哀悼のコメントを出していますが、そんなキースのTwitterを貼り付けて終わりにしたいと思います。チャックがいなければローリング・ストーンズどころか、エルヴィス・プレスリーもジョン・レノンも世に出ず、そしてロックは存在しなかったでしょう。ご冥福をお祈りします。





Chuck Berry -『Chuck Berry Is on Top』収録曲リスト
01. "Almost Grown"
02. "Carol"
03. "Maybellene"
04. "Sweet Little Rock & Roller"
05. "Anthony Boy"
06. "Johnny B. Goode"
07. "Little Queenie"
08. "Jo Jo Gunne"
09. "Roll Over Beethoven"
10. "Around and Around"
11. "Hey Pedro"
12. "Blues for Hawaiians"
・Apple Musicで試聴&ダウンロード


カテゴリ : American Rock ・ comments(0)  
2017年03月19日(日)

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